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おいしいものだけを売る
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おいしいものだけを売る

奇跡のスーパー「まるおか」の流儀

丸岡守

医食同源 ―― この言葉が今日ほど虚しい時代はありません。
本来は命の源である食品が工業製品のようにつくられ、安全・安心は二の次とされています。
生活者は大量のコマーシャルによって洗脳され、本当に良いものが何かを知らされていません。
生活者の購買代理業である小売業者も、単に安さや便利さばかりを売りものとして、本来の役目を果たしている店は多くはありません。
本書は、群馬・高崎郊外で「食は命なり」を理念に、安全・安心でおいしい食品だけを提供し、多くの生活者の支持を集めるスーパー「まるおか」の経営者、丸岡守氏がその思想と実践を初公開。
価格競争に苦しむ小さな店・会社の経営者に役立つことはもちろん、食の安全・安心を求める生活者、食の大切さにまだ気づいていない生活者、そして本物の食づくりを志す生産者、食品加工業者に、食のあるべき姿を訴えています。

四六/240ページ/ISBN 978-4-7855-0532-5/2018年7月1日発売

定価 1,620円(税込)

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目次

プローグ 小さい店だからできること

第一章 商品に惚れ込む
 取り扱うのは「おいしい」ものだけ
 自分の舌でおいしさを見極める
 売場からナショナルブランドが消えた理由
 冬が待ち遠しい甘いキャベツ
 長年続けた「くいしんぼう紀行」
 品切れを恐れず少量でも仕入れる

第二章 おいしさにこだわる
 巨大ショッピングモールのすぐ隣で
 日曜日を定休とする理由
 個性は貫いてこそ伝わる
 売るより伝える
 独自のマーケットで生きる
 食べるとは何か?
 2種類のお客様
 信用は一品一品の積み重ねから
 良い食品の3つの基準
 「金」の商品を揃える理由
 日常のおかずを大切にする
 スーパーマーケット論を疑え

第三章 「店は客のためにある」を知る
 父が創業した「まるおか商店」
 思い出の中にある食卓の風景
 継ぐつもりはなかった家業
 「商品に惚れ込むな」という父の教え
 スーパーマーケットへの業態転換
 「店は客のためにある」という教え
 海外視察での経験と衝撃
 米国で学んだ一品にかける情熱
 おいしいものは人を幸せにする
 ますます加速する想い
 「あなたが薦めてくれたから……」
 どの店にも同じ商品が並ぶのはなぜか?
 失われた「おいしい」ものを見極める力
 進むべき道を教えてくれた恩人との出会い
 食べることのありがたさを知る
 共同経営者であった妻との考え方の違い
 長男が戻ってきた喜び

第四章 仕入れは商人の哲学
 記憶に残るおいしさとは
 頭を下げて仕入れて自信を持って売る
 「金」の商品を探せ
 パイナップル農家にカボチャの生産を依頼する
 簡単そうで真似できない品揃え
 5年ほどを要した奈良漬の仕入れ
 簡単には売れない「金」の商品
 幻のドレッシングとの出合い
 本当のおいしさは口コミで広がる
 クレームはチャンス
 オリジナル商品は慎重につくる

第五章 おいしさを伝える技と心
 慣れ親しんだ味が本当においしい?
 素材の味がわかる舌を育てる
 味の違いを知ってもらう店頭試食
 販売員から手渡しする試食販売
 同業者も予約する弁当
 チラシをやめた理由
 言葉をしゃべれない商品の代わりに
 まるおか流POP術
 商品に実印を捺す
 限られた売場をどう生かすか
 木造の店舗の魅力

第六章 店は人がすべて
 応援客に支えられる
 作り手が行う試食販売の価値
 実演販売の醍醐味
 店一番の商品は人
 お客様に育てられる
 「おいしい」の先にある幸せを共有
 売れる喜びを知るための兼任担当
 部門の枠を飛び越える

第七章 食べものは心を育てる
 人生を豊かにする感性を伸ばす
 家族の絆は会話のある食卓から
 食べものを変えれば脳が変わる
 食べたものが血液になる
 「貧乏ぐせ」は遺伝する
 利便性追求の裏で失われてきたもの
 その商品は果たして本当に安いのか?
 量から質への転換期
 医療に頼らない食事
 土鍋はコミュニケーションのツール
 料理教室を開催する理由
 日本食の復権を目指す
 地域の生うどんが復活
 小さい店だからできたこと

エピローグ これからもおいしさにこだわって

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