トップ > 書籍  > コミュニティが顧客を連れてくる

コミュニティが顧客を連れてくる

コミュニティが顧客を連れてくる

久繁哲之介

四六/246ページ/ISBN 978-4-7855-0434-2/2012年10月1日発売

定価 1,512円(税込)

商業界で購入する

他のネット書店で購入

  • amazon
  • 楽天

目次

コミュニティが顧客を連れてくる 愛される店*地域のつくり方 目次

はじめに

Part1 コミュニティをつくる起業家6つの「物語」

第1話 コミュニティの拠点「サードプレイス」を創る

・成功本に見る「自慢したい男、共感したい女」
・連携に見る「依存したい男、自立したい女」
・男女の違いに気がつくと、ビジネスの停滞を突破できる
・緑のおばさん歴10年の青木さんが起業した理由
・コミュニティ・カフェと、青木さんの店はビジネスモデルが違う
・少女が母親を連れてきて、青木さんの店で踊り始めた!
・子供の笑顔と作品が、大人の顧客を連れてくる
・ドラッカー理論は、顧客志向な経験で理解できる
・自分らしく居られる場所「サードプレイス」を創る
・応援しあえば、小さな商圏でもビジネスは成り立つ

第2話 スローフードで、コミュニティを広げる

・結果が全員平等でないと何も決まらない「平等主義の罠」
・商品の背後にある物語を伝えると、クチコミが起きる
・日替わりメニューで、顧客ニーズを掘りあてる
・ソーシャルメディアは「宣伝」でなく「コミュニティ」目的に使う
・成功事例は「異業種の顧客志向な姿勢」に学ぶ
・スローフードの本質は「大切な人との交流」
・地域再生の鍵は「売上額」でなく「地域経済循環率」
・地権者が土地を、大資本チェーン店に貸したい理由
・効率社会の閉塞感を打開する「スローフード」

第3話 お金と時間が無くても「シェア」で起業できる

・「1事業を1人で毎日フルタイム労働」で幸せになれますか?
・深川いっぷく、5つのシェア形態
・「集客施設を造れば、地元商店街に客が流れる波及効果論」の罠
・顧客が入りやすい店は「店内が見える、店内を魅せる」
・シェアは「女性の社会参加」を促す

第4話 「私益より公益」の心が伝わると、顧客が増える

・販促テクニックの罠
・地域の盛衰は「地権者の公益精神」次第
・娘との会話から、起業のアイデアがひらめく
・マルヤガーデンズが描く「母と娘のアーバンライフ」
・①親子コミュニティの場を創り、母親グループの来客を増やす
・②損失が出る施設を創り、店のファンを増やす
・見返りを求めない心が、顧客の心をつかむ

第5話 「戦略的赤字施設」で、顧客の共感を得る

・物を売るには「物より事、箱物より文化」
・モノとコトをつなぐ「戦略的赤字施設」
・成功者は、市場と顧客の変化に合わせている
・市場調査は自分が顧客から直接「きいて、感じとる」もの
・最初は儲けない「戦略的赤字施設」が、市場と顧客を創る
・WIN‐WINを、いきなり狙わない
・店主と繋がる顧客は、大型店ができても、浮気しない
・失敗を認め、失敗に学ぶ

第6話 「失敗に学べる、応援される」経営者になる

・ユニクロ1号店の成功、2号店の失敗
・商店活性化、2段階のプロセス
・①「店を知ってもらう」為に、衝撃的な安さで、クチコミを起こす
・②「顧客と繋がる」為に、応援される経営者に進化する
・ユニクロ1号店は女性が歩かない場所、2号店は女性で賑わう場所
・カップル減少社会
・顧客の本音が反映されない店・地域は、必ず衰退する

Part2 コミュニティをつくる3つの「調査と戦略立案」

第7話 顧客の行動を観察する「エスノグラフィ」

・アンケート調査は、調査者が欲しい結果を誘導できる
・草食男子の正体、実は肉食
・顧客の「願望と行動は、一致しない」
・エスノグラフィは、アンケートと正反対のアプローチ
・久繁哲之介のエスノグラフィ活用法
・顧客を観察して「新しい仮説を発見」する
・物は同じでも、店員が違うと、売上が桁違いに変わる
・「いらっしゃいませ」と言ってイイ業種、ダメな業種
・「May I help you?」と「いらっしゃいませ」の違い

第8話 顧客の本音を探る「グループ・インタビュー」

・サンキューレターは、出会い系サイトのコピペ・メールと同じ?
・テクニックの表面だけを模倣する弊害
・グループ・インタビューの方法も「顧客目線」が重要
・昼休みが短い学生は「食事に効率」を求める
・グループと出会ったら、グループ・インタビューにもちこむ
・主婦は「食事に交流」を求める
・店主が売りたい「物」でなく、顧客のしたい「事」に注目

第9話 「交流・効率・高級」の3コウ戦略

・小さな個店でも実践できる経営戦略
・戦略の必要性は「一貫性と差別化」
・「交流、効率、高級」どれで差別化?
・①交流戦略
・②効率戦略
・③高級戦略
・店の戦略すべてに一貫性をもたせる
・「顧客開拓、市場開拓」実践講座
・マクドナルド8つの市場を、4つの機能に集約
・なぜ成功事例を真似すると失敗するのか?
・マクドナルドの「子供を長期的なファンに育てる」戦略
・マクドナルドが放棄した市場に、起業チャンスがある!
・自習・仕事できる場を求める「サードプレイス難民」

Part3 コミュニティをつくる7つの「方法」

第10話 店主の趣味を活かすコミュニティをつくる

・コニュニティを儲ける手段に利用する愚に気づく
・好きな事、趣味でコミュニティをつくる
・化粧品店業界を例に、3コウ戦略で、業界勢力図を考える
・子供を連れて行ける店は、女性顧客に愛される
・売りたい下心と売場スペースを減らすと、顧客は喜ぶ
・店内に、顧客が意見交換できる場を創る
・店主の趣味は、本業と一致しなくても良い
・「顧客と店の協創、市民と自治体の協働」の本質は同じ

第11話 日替わり経営者が新たなコミュニティをつくる

・独りで頑張る店主は、いつか地域に迷惑をかける
・所有と経営の完全分離は難しい。シェアで部分分離を実現
・部分分離を実現する「日替わりシェフレストラン」
・市民と自治体のニーズが一致すると、地域は再生する
・①日替わりのシェフの店「八島いっぷく亭」
・商店街の空店舗は、地域コミュニティでシェア
・②地産地消 日替わりシェフレストラン「かめおか四季菜」
・③コミュニティカフェ・レストラン「コパン」
・料理と演奏のコラボが「新たなコミュニティ」を生む
・日替わりシェフレストランは、巣ごもり消費者を街中へ誘う

第12話 顧客の「したい事、関心事」で、顧客と繋がる

・店主が売りたい「物」と、顧客が好きな「事」を一致させる
・マスコミに店を紹介してもらう方法
・人気の高い施設の共通点「顧客への魅せ方」
・顧客目線を意識した店頭情報を発信しよう
・顧客の「固定概念を破る」情報を魅せる

第13話 店主の技術を教える教室コミュニティをつくる

・あなたが教えないと「ケチと言われ、他者が教える」だけ
・無料で技術をWEBや小冊子で公開すると、顧客が増える
・一目で宣伝とわかる情報は、読んでもらえない
・無料で出せる新聞折込「自治体の広報誌」に先生役で登場しよう
・新聞折込の効果が劇的に変わる!
・市民交流センターの講座企画者は自治体でなく、指定管理者
・市民交流センターの講座に認定される方法
・注目される講座のつくりかた
・父子が一緒に学習・体験できる場は、熱烈なリピーターを生む

第14話 高齢者と若者が共存できるコミュニティをつくる

・おばあちゃんのサードプレイスは、ミスタードーナツ
・100兆円市場シニアビジネスが、未だ活性化しない理由
・集客力の決めては、お金のいらない「視線・言葉」
・客層を決めつける愚を、足立区の「老人館」に学ぶ
・店側が「女性用と決めつける」商品に、惹かれた私は変態ですか?
・サードプレイスは「滞留性→習慣性」で創る
・書店のない市町村が317もある理由

第15話 街コンで「若い男女が繋がる」店・地域をつくる

・ビジネスは、顧客の不満・願望を満たす所に生まれる
・街コン人気は、「合コンが苦労ばかりで成果は無い」不満にあり
・街コンで「カップル行動が当たり前な文化」を創る
・宮コンは、4店で170人の参加が、62店で3000人へ成長
・カップルを増やすと、街は賑わう
・被災地復興支援と街コンのコラボ

第16話 ニュースレターで「地域コニュニティ」をつくる

・「商品差別化と値引きが難しい」店こそ、コミュニティが必要
・顧客とコミュニティを創るニュースレター5つの仕組み
・①店主の下心を顧客に感じさせない。自社商品を宣伝しない
・②美しい物語・風景を、顧客と共有する
・③見返りを求めないGiveの心が、顧客の心をつかめ
・④顧客との交流から既存ビジネスは成長、新規事業が生まれる
・⑤顧客同士が繋がるイベントを開き、地域コミュニティを創る
・地域コミュニティを創るような「裏方が、実は一番トクをする」

おわりに

内容紹介

「マーケティングが顧客を連れてくるってホントなの?」

衰退傾向にある地域・都市で起業した女性商業者など、豊富な事例から商業者が顧客や地域とコミュニティを創るためのノウハウを紹介いたします。

著者紹介:久繁 哲之介 (ひさしげ てつのすけ)
地域再生プランナー

1962年生まれ。早稲田大学を卒業後、日本IBMでマーケティングを担当。実家は老舗飲食店で、個店経営の基本と裏側に詳しい。現在は都市研究センター研究員。
千葉県「商店街あり方検討会」委員など商業系の公職多数。商工会議所や商店街が主催する商業系の講演や、自治体の職員研修で全国を奔走している。NPO活動の支援に注力し、次3つのNPOでアドバイザーを務めている。NPO情報ステーション、NPOストリートデザイン研究機構、NPOファザーリング・ジャパン。著書は『日本版スローシティ』(学陽書房)、『地域再生の罠』(ちくま新書)

読者アンケート

本書に関するご意見、読後の感想などをお寄せください。

年齢必須
性別必須
お住まいの都道府県必須
公開可否必須
ご意見・ご感想必須