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商業界 2018年6月号

2018年6月号

商業界

  • 価格、利便性、迅速性を追求するとき、資本力・企業規模が有利に働くのがこれまでの消費社会でした。しかし、これらで劣る中小店でも、高い利益率を実現しながら継続発展していく道があります。それは「この店を応援したい」と行動してくれる“熱狂的ファン”を持つこと。そのとき欠かせないのが、「共感を呼ぶ志」「商品・サービスの高い品質」「絆づくりのしくみ」の3要件です。これらがそろったときに発する高い熱量を、自店が“選ばれたい”対象客に伝えられたとき、理想の顧客からの“応援”を得ることができる時代です。本特集では、熱狂的ファンを生み育てていくために必要な考え方と具体策を実例とともに提案します。

112ページ/04429-06/2018年5月1日発売

単冊購入 定価 1,300円(税込)

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目次

●●特別企画 全国専門店ディスプレイ傑作選●●
○傑作選:日本専門店協会ディスプレイコンテスト受賞作品総評 〈椎野伝一〉
○クローズアップ大賞受賞店:テーラーフィールズ渋谷店(メルボメンズウェアー(株))

●●巻頭特集 お客を“神様”から“応援者”へ 顧客“熱狂”計画●●
○熱いファンをつくる
 損得を超えた思いが届けば顧客を超えて応援者となる 〈新井範子〉
[事例1]ファクトリエ(衣料品・服飾雑貨店/熊本市)
 自らを熱狂の源泉として顧客を仲間にする次世代の商い
[事例2]サザコーヒー(喫茶店/茨城・ひたちなか市)
 本物を極め非効率に徹することで地域に愛され熱いファンを育てる
[事例3]駿河屋エブリ東山店(スーパーマーケット/岐阜・高山市)
 「トマト店長」登場以来業績を伸ばし続ける地域一番店のファン化戦略
○キーワードは熱量
 顧客とともに良き未来を描く「熱狂顧客戦略」初めの一歩 〈高橋 遼〉
○ストーリーチラシ
 お客の感性に訴える! 小さな店でもできるスゴい仕掛け 〈佐藤元相〉
○心に火を点ける言葉術
 勇気を持って言葉を尖らせ“選ばれたいお客”を選ぼう 〈中山マコト〉

●●倒産ドキュメンタリー 地域土着は断じて滅びず!●●
地域の暮らしを支え続けた中小スーパー「やまと」創業105年目の挫折と再生への意志

●●販促特集 一目で心をつかみ、入店率アップに結び付く黒板POP&プラダンPOPの書き方●●
○黒板POPの書き方 〈石川香代〉
(1)黒板POPはなぜ読まれる?
(2)黒板POPのルール10カ条
○プラダンPOPの書き方 〈石川香代〉
(1)プラダンとは
(2)資材/白ペンキ、筆
(3)文字の書き方
(4)大きい文字の書き方
○実例で学ぶ! 来店率を引き上げる黒板POP
 認知率、動機率、誘導率を上げるための成功POP 〈中村 心〉
[販促事例1]やさい菓子工房 ココアイ(奈良・橿原市):素材のこだわりをPOPに書き、客層を広げた
[販促事例2]のろし(奈良・橿原市):黒板POPでふりの客を入店に

●●小山昇に学んだ勝てる社長の法則●●
[第一弾 不動産業編]アドレス株式会社 代表取締役 高尾 昇

●●特別企画 小売業における業務用無線活用法●●
[業務用無線]業務用無線の分類と店舗での効果的活用法 〈三浦紀章〉

●●第18回JAPANドラッグストアショーリポート●●
テーマは「人に、地域につながるドラッグストア~くらしを豊かにするセルフメディケーション~」

●●実務特集 お試し、試着、試食etc. 体験で伝える商品価値●●
○[お試し]未知の商品に触りたくなる売場づくりと接客 〈堀田泰希〉
○[試 着]返品のない購入を促し関連購買で単価アップを図る 〈山田文美〉
○「試 食」店内でチラシを手配り “伝わるトーク”を磨く 〈牧田良生〉
○鞄工房山本(奈良・橿原市):親子に本物を伝える 展示会と工場見学
○DIY FACTORY OSAKA(大阪市):日本にDIY市場を開拓する毎日の体験講座
○ジンズ(東京・千代田区):目に良いことを教え潜在顧客に育成
○小江戸蔵里 昭和蔵(埼玉・川越市):県内35蔵の酒が一カ所で試飲できる
○絣ショップ西田(新潟・阿賀野市):体に良いを訴えるイベントと手がきチラシ
○ル・トート(米国)/エアークローゼット(日本):衣料レンタルを変革したAIとスタイリスト提案

●●好評連載●●
○すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉
 [第44回]最初から最後まで矛盾なくお客さまに寄り添った店づくりをしよう!
○ワクワク系的商いの未来 〈小阪裕司〉
 [第16回]自分への投資がビジネスモデルへの投資になる
○本日開店・編集者からの手紙 「源流の一滴」
○起業の先輩モノローグ
 [第10回]ミニマル ビーントゥーバー チョコレート 山下貴嗣 (チョコレート専門店/東京・渋谷区)
○エクスマの真理 〈藤村正宏〉
 [第16回]危機感を持って情報収集することが大事
○日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉
 [第15回]甲府まちゼミ(甲府市) 前田真子
○私の商い道 ――時代を超えて受け継がれる商いの真実 ニチイ創業者 西端春枝
 [第4回]商人の良心的結合により「ニチイ」誕生 教育担当として経営理念の徹底に尽力
○ほっとはーと相談室 〈山田文美〉
 [第45回]DM送料がどこも値上がりしてこれではお客さまへのDMをやめるしかありません
○ニッポン勝人塾 日々のニュースから商人は学べ! 〈佐藤勝人〉
 [第64回]当社比、業界比に縛られるな! 商売はもっと自由でダイナミックだ
○坂本光司の世界に自慢したい会社
 [第80回]琉球補聴器(補聴器販売/那覇市)
○「ここでずっと働きたい!」とスタッフに言ってもらえる定着マネジメント 〈岡本文宏〉
 [第10回]頑張っているのに成果が出ないスタッフとどう向き合えばいいか
○今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉
 [vol.66]鈴村浴槽(ガス機器販売・工事店/名古屋市)

●●お知らせ●●
・新刊案内
・注目商品ニュース
・読者アンケート
・広告索引、編集後記、次号予告
・書評「商人の本棚」:『1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる』

編集長より今月の読みどころ

滔々と流れる河の岸辺に立つとき、「この河をさかのぼっていくと何があるんだろうか?」と思うのは、どんな大河も一滴の湧水から始まるからです。

商業界という河は1948年、倉本長治という男の澄み切った一滴の熱意から始まります。
当時の日本経済は混乱の只中にあり、商業のモラルは地に落ちていました。そのとき、「店は客のためにある」と、お客のための正しい商売のあり方を提唱したのが倉本であり、その道具として誕生したのが小誌「商業界」でした。
しかし、生まれたばかりの小川の流れはか弱く、多くの人たちを潤すことができませんでした。そこで自らの熱い思いを直接伝える手段として倉本は、商人たちが集う“学び場”の開催を呼びかけます。

こうして商業界創刊から3回目の冬、箱根で百余名を集めて始まったのが商業界ゼミナールでした。その意味で小誌と商業界ゼミナールは同じ親から生まれた兄弟であり、同じ志を共有する友でもあります。
この小さな流れはやがて毎回数千人を巻き込み、日本の商業を導く大河へと成長していきました。ここから日本を代表する商人が排出され、たとえ小さくとも心温まる商いに徹する商人が育まれていったのです。
こうして86回を数えるまでになった商業界ゼミナールの目的は、今も変わるところはありません。商人にとって商いとは生きることと同じであり、良き商人とは良き人間のことである――その在り方を伝えることが使命です。

ただ最近、その水量が衰えつつあります。多くの講演会が各所で開かれる今日、商業界ゼミナールの役割が問われているのでしょう。だからこそ、この河の源流にある“澄みきった一滴の熱意”を取り戻し、そこに立ち返るときなのです。

今月号をもちまして編集長の任から離れ、商業界ゼミナールを初めとするセミナー事業を担当することとなりました。編集長として10年余、編集者としては四半世紀にわたり、およそ4000人を超える商人の皆さんと取材を通して触れあい、また取材を超えて心を通わせていただきました。ここに、あらためて感謝申し上げます。
振り返ると、その一つひとつの出会いが私に商いの本質を教えてくれる“学びの場”でした。今後は、商業界ゼミナールなどリアルな交流の場が私にとって新しい“学びの場”となります。これまで培ってきた取材者としての“聞く力”と、表現者としての“書く力”“話す力”という二つのオールを漕いで、この大河の源流を目指してまいります。
そして、そこで出合った一滴の熱意を皆さんにお届けします。

店よし客よし世間よし
三方よしに一つ加えて
未来よし
四方よしをめざそう

お届けするものは、おそらくこんな形になるでしょう。
これからも現場・現実・現物を最も重んじ、商人の皆さまに寄り添い、その先を提案できるよう努めてまいります。

私からのメルマガも、これが最後となります。ぜひ下記より、私が新しく担当させていただくセミナー事業のメルマガをご登録ください。いちばん下にある「セミナー」という欄をクリックいただければ幸いです。
https://secure-link.jp/wf/?c=wf15637791

加えて、私のブログ「本日開店」では毎日、皆さんとシェアさせていただきたい学びや気づき、ご紹介したい商人を発信しています。この機会に併せてご覧いただけますよう。
https://ameblo.jp/19660726

またフェイスブックでは、よりタイムリーでリアルな気づき、個人的な出来事も発信させていただいています。ご覧いただければ幸いです。
https://www.facebook.com/kiyonori.sasai

2019年2月19日から21日の3日間を、手帖を取り出してスケジュールに書き込んでください。
第87回商業界ゼミナールで、ぜひお会いしましょう。


【月刊「商業界」編集長 笹井清範】


読者の声

千葉県 77歳 男性
50年前の箱根商業界ゼミナールでお世話になりました。

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