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商業界 2018年3月号

2018年3月号

商業界

  • ICT(情報通信技術)の新店は商人により安く、より便利で、より迅速であることを求め、そこでは大手企業同士の競争が繰り広げられています。しかし、独自性を持った商品を創造できれば、どんなに小さな店でも“選ばれる存在”であり続けます。本特集では、仕入商売から転身、自らものづくりに取り組み、試行錯誤の末に育んできた“ものづくり商人”の技術と精神をリポートします。

96ページ/04429-03/2018年2月1日発売

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目次

●巻頭特集 他にない価値を生み出す商品開発への挑戦
ものをつくる商人の流儀
[ブランディングの先にあるもの]社会に価値ある商品をつくり同質化競争から抜け出すとき 〈櫻田弘文〉
・中山靴店(岡山・玉野市):靴に足を合わせる“日本の常識”を独自のオーダーメード技術で革新
・松葉屋家具店(長野市):山と森、木と人々の暮らしを100年使える家具でつなぐ
・ジェイシーバール(宝飾専門店/富山市):オリジナルジュエリーに込めた物語が感動を誘い幸せをつなぐ
・KIDANA(ジーンズカジュアル専門店/岩手・盛岡市):己の中に眠る“強み”を見つけてまず始めてみれば道は拓ける

●接客特集 売れる販売員の接客心理術
・消費者行動の変化をつかむ:来店客に満足感を与える接客を学ぶ 〈平田京子〉
・お客さまのニーズを引き出す心理術:聞き出しが尋問にならない、接客会話の大事なポイント 〈平山枝美〉
・お客さまファーストの接客をしよう:店の都合を押し付けない“心地よい接客”を目指す 〈久保田正恵〉
・駄目な接客用語、正しい接客用語:勘違いしている接客用語を正す 〈尾塚理恵子〉
・女性の「買いたい」を引き出すトーク:業種にかかわらず使える接客トーク 〈長谷部あゆ〉

●特別企画 まちバル入門
お客に笑顔! 店に繁盛! まちににぎわい! 仲間に絆!
[注目事例]八幡山ちょい飲み&つまみ食い(東京・世田谷区、杉並区):危機感の共有をバネに小さく始めて大きく育てる
[実践ガイド]成功継続を実現する! まちバル7つのメリットと7つの要件 〈松原憲之〉

●特別企画 三方よしのブランディング 地方の中小企業が実現できる“選ばれる理由”
・石井事務機センター(岡山市):働き方改革と業績向上を売るものと売り方を変えて実現
[中小企業のブランディング実践]創業精神を源泉とする愛ある理念と英知ある戦略 〈扇野睦巳〉

●実務企画 2018年注目の補助金&支援制度の活用法
・平成30年度注目の補助金&支援制度の概況と申請のポイント 〈三浦紀章〉
・エイジスリサーチ 店舗のサービスレベルを見える化する画期的認証制度
「おもてなし規格認証2017」と「カイゼンスクール」によるフォローアップ研修

●実務研究 働き方改革は永遠に
[改革の準備]店主の仕事、店の客層、価格帯 当たり前を疑うことから 〈岡本文宏〉
[求人・短時間勤務]大事なのは媒体より書く内容 シフト作成5つのステップ 〈赤沼留美子〉
[改正労働契約法]「5年更新で正社員」の誤解 今から準備できること 〈久野 航〉
[働き方改革助成金]補助金より低い競争倍率 要件を満たせば支給も 〈三浦紀章〉
・陣屋(神奈川・秦野市):週休3日制の導入で離職率30%減、年収100万円アップ
・パプアニューギニア海産(大阪・茨木市):出勤日を本人任せにしたら定着率上昇、人件費削減
・ジェムスクール(香川・観音寺市)非階層組織とクラウドが実現した“中抜け”できる会社

《新連載》
・私の商い道 ――時代を超えて受け継がれる商いの真実 ニチイ創業者 西端春枝
 [第1回]「一隅を照らす」を生涯の指針に 巡り会った一期の相手と歩む商い道

《好評連載》
・すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉
 [第41回]さあ、販促シナリオを描こう!
・本日開店◇編集者からの手紙 「神は細部に宿る」
・エクスマの真理 〈藤村正宏〉
 [第13回]SNS時代のモノの売り方 「3つのF」が大事になる
・「ここでずっと働きたい!」とスタッフに言ってもらえる定着マネジメント 〈岡本文宏〉
 [第7回]ミスや失敗をしたスタッフをどうフォローすればよいのか?
・ワクワク系的商いの未来 〈小阪裕司〉
 [第13回]今日の繁盛に、業種や職種、規模や地域の偏りはない
・日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉
 [第12回]門司港まちゼミ(北九州市) 岡崎 勤
・ニッポン勝人塾 日々のニュースから商人は学べ! 〈佐藤勝人〉
 [第61回]正月営業をお客が心待ちにする店づくりをしようよ
・坂本光司の世界に自慢したい会社
 [第77回]なんば道頓堀ホテル(ビジネスホテル/大阪市)
・ほっとはーと相談室 〈山田文美〉
 [第42回]贈答品が売れなくなった
・今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉
 [vol.63]ひろさきマーケット(野菜・加工品小売業/青森・弘前市)

《お知らせ》
・新刊案内
・第86回商業界ゼミナールのご案内
・注目商品ニュース
・広告索引、編集後記、次号予告

編集長より今月の読みどころ

「神は細部に宿る」

先日、勤め先のオフィスに一羽の小鳥がやってきました。
長野の古刹、善光寺の門前通りに店を構える「松葉屋家具店」からのかわいい使者です。

クラフト紙でできた封筒の郵便物を開けると、やはり厚手のクラフト紙の小箱があり、紙をよった紐で綴じられています。傍らには、手書きのお礼状が添えられていました。
小箱を開けると、掌に乗るほどの木彫りの小鳥が現れました。それは、顧客アンケートに回答を寄せたお客さまへのお礼の一品だったのです。

天保年間1833年創業の同店は「一生使える家具しか造らない」ことを理念に、顧客のライフスタイル、好みに合ったオーダーメイドの“100年家具”をつくることを商いとしています。一枚板のテーブル、学習机など、どれも樹齢100年以上の天然木の無垢材です。
耐久財という言葉が軽く感じられるほど“使い捨て”が大半を占める家具業界にあって、同店では次の3つの条件に適う安心できる家具を通して、心安らぐ暮らしのお手伝いをミッションとしています。

①長く使えるものであること
②使う人の心と身体に無理のないものであること
③地球環境に負担のかからないものであること

こうした理念を掲げることは難しいことではありません。しかし、それを実践し、現在顧客と未来顧客に伝えることは簡単ではありません。
小鳥の店ではどのように伝えているのでしょうか?
その一つに、この小鳥があります。天然木を彫ったそれ自体から包装物まで自然に還らないものは何一つ使っていません。このとき顧客は「地球環境に負担をかけない」という理念と実践の一致を認め、その店と商人に共感を抱くのです。
商品はもちろん店づくりから接客、サービス、販促物まであらゆる細部に、その理念が浸透していてこそ顧客は店主の本気を感じます。そして、その本気だけが長くお客の記憶に留まるのです。
私はまだこの店で買物をしたことはありません。しかし「いつかは」と思うのは、こうした理由からなのです。

特集「ものづくり商人の流儀」で久しぶりに店主の話を聞くことができました。その理念の純度はさらに高まり、実践は際立っていました。ぜひ本編で確認してみてください。


【月刊「商業界」編集長 笹井清範】

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