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商業界 2017年11月号

2017年11月号

商業界

  • think small――とはウォルマート創業者サム・ウォルトン。think different――とはアップル創業者スティーブ・ジョブズ。この二人の言葉から私たちが学び実践すること、それが本特集のテーマです。規模拡大、店舗数増を目指してぜい肉体質のまま膨張するのではなく、自らの独自性と価値を強化するために“小さく狭く濃く深く”に徹しましょう。その先には、筋肉質な高利益体質の商いがあります。


A4変型/96ページ/04429-11/2017年9月30日発売

単冊購入 定価 1,200円(税込)

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目次

●巻頭特集 Think small, think different.
小さく狭く濃く深く その先にある筋肉質経営
・揺るぎない高利益体質は徹底した“絞り込み”で実現できる 〈櫻田弘文〉
[商品を絞る]吉田パン(コッペパン専門店/東京・葛飾区):コッペパン一つに情熱を込め目の前の一人のお客に全力を尽くす
[商圏を絞る]ロット(飲食店/埼玉・戸田市):「SAITAMAに愛とメシ。」を掲げ限定エリアに31業態・31店舗展開
[顧客を絞る]るのスポーツ(卓球専門店・卓球場/東京・あきる野市):遠く、狭く、品揃えは少なくても地域に愛され、全国に広がる知名度
[先駆者は語る]メーカーズシャツ鎌倉 貞末良雄:「今あるものは必ず滅びる。ならば常に進化し続けるのみ」
[我が実践]イージー 岸本栄司(Tシャツネット通販/京都市):Tシャツ屋店主が語る私の小さく狭く濃く深い商い365日

●事例特集 高齢者対応の巧拙が商店街復活の鍵
高齢者にやさしい近未来商店街
・高松丸亀町商店街(香川・高松市):商店街の中心に診療所 安心して歩ける自転車禁止
・宮之阪中央商店街(大阪・枚方市):高齢者を助け地縁を強める登録制の住民サポーター

●特別企画 自店とまちに繁盛とにぎわいをもたらす黄金律
もう、まちゼミをやめよう!
[緊急提言]あらためて問う、何のためにまちゼミをするのか 〈松井洋一郎〉
[最前線リポート]基本徹底の土壌に咲いた進化と連携・交流の花々

●特別企画 ポイントカード&電子マネー
商店街と核店舗・地域コミュニティをつなぐ「地域共通ポイントカード&電子マネー」最新動向 〈三浦紀章〉
[注目事例]モトスミ・ブレーメン通り商店街(神奈川・川崎市):非接触式ICカード「ブレカ」で商店街活性化に貢献

●販促特集 「いつから」「何を売り込むか」
ニーズ別 年末販促プラン
[贅 沢 品]お客の一年を労う売れ筋の再提案 〈山田文美〉
[高機能商品]3つの見込み客 松竹梅の展開価格 〈堀田泰希〉
[ギ フ ト]ギフトに強い店を10月からアピール 〈牧田良生〉
[ 宴 会 ]“インスタ映え”商品 11月の訪問営業 〈富樫正浩〉
[無料データ]買う気を読み、売価・品揃えに応用 〈加藤直美〉

●販促企画 楽しくなければPOPじゃない
POPの学校校長 山口茂の楽しむための3つの方法 成果を上げる3つのルール〈山口 茂〉
・大賞受賞者が教えてくれる「楽しくって役に立つコトPOPを作っちゃおう」 〈堀田佳乃子〉

●注目新店クローズアップ
・沼垂テラス商店街(新潟市):歴史ある長屋の価値を生かして、ここでしか出会えないモノ・ヒト・空間を創造

●最新データ分析
「JFAフランチャイズチェーン統計」に基づく分野別予測 成長するFC・衰退するFC 〈伊藤 恭〉

《好評連載》
・すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉
 [第37回]脱・手抜き販促! ほんの一手間でこんなに伝わるお店の販促
・本日開店◇編集者からの手紙「黒船の沈没」
・ワクワク系的商いの未来 心の時代のビジネス人間学 〈小阪裕司〉
 [第9回]投資の最優先順位は従業員の創造性開発
・エクスマの真理 さあ、常識から逸脱しよう 〈藤村正宏〉
 [第9回]SNSがGDPにも影響している
・日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉
 [第8回]会津若松まちゼミ(福島・会津若松市) 稲村久美
・起業の先輩モノローグ [第6回]小野や 小野大海(しじみ専門店/青森・中泊町)
・ほっとはーと相談室 〈山田文美〉
 [第38回]広告費の適正金額は売上の何割ですか?
・私の商い道 時代を超えて受け継がれる商いの真実[第3回]
 むすんでひらいて 原田正照(総菜・弁当店/福岡・鞍手町)
・「ここでずっと働きたい!」とスタッフに言ってもらえる定着マネジメント 〈岡本文宏〉
 [第3回]スタッフの温度差をゼロに近づけよう!
・ニッポン勝人塾 日々のニュースから商人は学べ! 〈佐藤勝人〉
 [第57回]消費総額が変わらなくても需要増加は小売業にとってチャンスだ
・坂本光司の世界に自慢したい会社
 [第73回]但陽信用金庫(金融業/兵庫・加古川市)
・今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉
 [vol.59]シルク(クリーニング店/東京・あきる野市)

《お知らせ》
・新刊案内
・注目商品&ニュース
・読者アンケート
・広告索引、編集後記、次号予告
・第9回商業界POP大賞応募要項

編集長より今月の読みどころ

think small――その先にある筋肉質経営

あなたの持つ事業資源は限られているはずです。
それなのに、大資本流通業と同じことをしても敵うわけがありません。
人口減少時代の今日、店はよりシビアに選ばれていきます。
それなのに浅く広い商いをしていても、お客さまは来てくれません。
 だから小さく、狭く、濃く、深く――それが商業界11月号でお伝えしたいことです。
Think small――小さく考えることで、やることが明らかになります。
Think different――常識に囚われずに考えることで、そこに独自の強みが生まれます。
たとえば、次の3つを絞りましょう。
 
商品を絞る
「吉田パンを食べて吉がくる――そんなコッペパンでありたい」をコピーに掲げるコッペパン専門店が東京の下町、葛飾区にあります。岩手県盛岡市民のソウルフードとして知られる「福田パン」の精神と技術を受け継いだ「吉田パン」です。
朝から絶えない行列は、半数以上がリピーター客。
最後のお客さまには店舗スタッフ全員が店頭に出て、お客さまを見送る光景がまちの名物となっています。
店主の吉田知史さんは、自らの商いをこう言います。
「小売業の衰退の原因は、商売の原点である感謝の気持ちを忘れてしまったからだと思います。目の前にお客さまがいるリアリティを大切にし、一人でも来てくださることには感謝の気持ちしかありません。もし、感謝の気持ちが表現できないのであれば、ネット注文で綺麗に包装された商品のほうが価値あるものになってしまう。地域の皆さんに愛されるために、基本をきちんとすべきだと考えています」

商圏を絞る
埼玉県戸田市――ロットは、新興開発エリアの一定地域に集中して31店もの飲食店を展開していています。
なぜ商圏を絞るのでしょうか?
人手不足が慢性化する飲食業界にあって、どう人財を確保しているのでしょうか?
その理由は、「SAITAMAに愛とメシ。」というミッションを掲げる同社の業界常識にとらわれない商いにありました。
創業メンバーの一人であり、取締役の鈴木健史さんは、自らの商いをこう言います。
「ひとりのお客さまが一生涯来る店をつくる。繰り返し来て、長年応援してくれるファンを増やす。それがやりやすいのは、地域を絞るという方法です」

顧客を絞る
駅から遠い住宅街、しかも3坪あまりの小さな店。
こうした売場面積が狭く、取り扱う商品の範囲も限られた専門店では、どのように顧客を増やすのかは大きな課題です。
しかし、東京・あきる野市にある「るのスポーツ」には、地元はもちろん、全国から東京の西の果てを目指して卓球愛好家が集います。
「卓球であきる野を明るく元気にすること」を理念に取り組まれる3坪の奇跡を取材しました。
代表の青木龍太さんは、自らの商いをこう言います。
「卓球教室の子どもたちをやる気にさせ、店のお客さまを楽しんでいただくためには『自分が変わらなければ』と決意してから、私の商いは変わりました。これからは、卓球ではもちろん、私自身を通じてあきる野を元気にしていきたいですね」
 
あなたは、誰に対して、どのような価値や喜びを、どのような商品・サービスに添えて、どのような方法で届けたいのでしょうか。
ご紹介する3社は、すでにそのことを明確にしています。
次はあなたの番です。
商業界11月号がそのお手伝いをします。

【月刊「商業界」編集長 笹井清範】

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