トップ > 月刊誌 > 2017年10月号 商業界

商業界 2017年10月号

2017年10月号

商業界

  • モノがあふれる今日お客の選択基準は厳しさを増すばかりで、かつては富士山の裾野のようになだらかに存在した顧客層が、いまや画鋲の針のごとく一点に集中、そこを外せばうてど全く響かない時代の渦中にいます。こうした“画鋲の時代”にあって、お客の「欲しい!」のスイッチを見つけ、心を満たす提案するための思考と技術特集します!

A4変型/96ページ/04429-10/2017年9月1日発売

単冊購入 定価 1,200円(税込)

商業界で購入する

他のネット書店で購入

  • amazon
  • 楽天

年間購読(単冊と同時購入できません)

目次


●巻頭特集 “画鋲の時代”にモノを売る! 史上最も難しい顧客の購買スイッチの押し方
多数の無難か? 少数のトンガリか?
~中間層のお客は消えた! あなたはどちらへ進むのか? 〈山田文美〉
[特別座談会]小阪裕司×さわや書店・田口幹人、長江貴士
 空前絶後の大ブレーク『文庫X』現象の本質を読み解く
[現場リポート]文庫X
 さわや書店フェザン店(岩手・盛岡市)が示した売れない時代にモノを売る方法
[注目事例]越生こだわりとうふ 藤屋(埼玉・越生町)
 豆腐屋であり続けるために豆腐屋にこだわらない商いを実践
[注目事例]ISHIKAWA‐LABO(婦人服店/静岡・三島市)
 アパレル冬の時代に開花した地方セレクトショップV字回復の軌跡
・「旗印の1行」がお客を動かす 川上コピーであなたの店を“物語の主人公”にする 〈川上徹也〉

●特別企画 地元を生かして地元と共に栄える
・朝日酒造(日本酒製造業/新潟・長岡市):銘酒「久保田」を育んだ売り方改革と地域密着
・フジタファーム(耕畜連携農業/新潟市):耕畜連携による地域一体循環型農業を推進

●特別寄稿 商いの文化表現力
伝える喜びの心を持って商いに生きる ――文化を担う商人の共通項 〈矢作敏行〉

●注目新店クローズアップ
・つるおか食文化市場FOODEVER(山形・鶴岡市)
 地元の強み“食”をテーマに大型店退店物件の再生図る
・[フーデェヴァー仕掛け人]アル・ケッチャーノ 奥田政行シェフが語る
 「世界が認めた豊かな“食”を軸に、鶴岡を安心して過ごせる地域にする」

●緊急提言 このままでは、あなたの店にもうお客は来ない
ブランドのフラット化時代における成長戦略 〈牧田良生〉

●特別企画 ギフト市場の最新動向
・専門店に求められるギフト提案のポイント 〈加藤直美〉
[実践事例]稲庭うどんの老舗「佐藤養助商店」:贈答需要が多く、熨斗紙印刷にフル稼働

●コミュニケーション特集 沁みる褒め方・叱り方
部下に応じた“心に響く伝え方”を教えます
[考え方]苦手意識よサヨナラ 褒め方、叱り方の精神と技術 〈岡本文宏〉
[女 性]性差とキャリアを理解し、相手が納得できる言葉を選ぶ 〈山田文美〉
[シニア]働く動機は金銭以外に 「認める+感謝する」の姿勢で 〈赤沼留美子〉
[外国人]文書を示せば伝わりやすい 相手の事情、親密度合いで柔軟に 〈嘉悦弘一郎〉
[学 生]3つのタイプに分類 店大好きバイトは店がつくる 〈富樫正浩〉
[組 織]賞罰基準の明確化と職位に応じた伝え方 〈堀田泰希〉
[心理学]12のキャラクターに分類 適任の仕事、奮起する伝え方 〈横山由樹〉

《注目連載》
・日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉
 [第7回]コザまちゼミ(沖縄市) 広瀬 陽
・起業の先輩モノローグ [第5回]和僑商店 葉葺正幸(米、日本酒、みそ、発酵食品/新潟市)
 苦しみに耐えて試行錯誤 やがて見えてきた繁盛への道
・私の商い道 時代を超えて受け継がれる商いの真実[第2回]
 むすんでひらいて 原田正照(総菜・弁当店/福岡・鞍手町)   
・「ここでずっと働きたい!」とスタッフに言ってもらえる定着マネジメント 〈岡本文宏〉
 [第2回]採用前後のギャップゼロで定着率アップ

《好評連載》
・すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉
 [第36回]ちょこっと描けば思わずほっこり 季節に合った挿絵力を磨こう
・エクスマの真理 さあ、常識から逸脱しよう 〈藤村正宏〉
 [第8回]関係性を「漉く」という考え方
・ワクワク系的商いの未来 心の時代のビジネス人間学 〈小阪裕司〉
 [第8回]使える情報には、敏感に俊敏に実行する
・ほっとはーと相談室 〈山田文美〉
 [第37回]精いっぱい安くし、チラシにも掲載しているのに売れません
・坂本光司の世界に自慢したい会社
 [第72回]八天堂
・本日開店◇編集長からの手紙「その火を絶やさぬ」
・ニッポン勝人塾 日々のニュースから商人は学べ! 〈佐藤勝人〉
 [第56回]やり方一つで利益が違う だから商売は面白い
・今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉
 [vol.58]伊豆・村の駅 ラスカ熱海店(土産物店/静岡・熱海市)

《お知らせ》
・新刊案内
・注目商品&ニュース
・読者アンケート
・広告索引・編集後記・次号予告

編集長より今月の読みどころ

その火を絶やさぬ

「とても駄目だと思った日本の商業界も、形だけは一応整った。ヤミ物資のヤミ売買に始まった敗戦日本の商業界も、もう本道に立ち戻らねばならない時が来た」
空前の出版ブームに沸いた1948年に創刊した本誌創刊号の巻頭言の一文です。

戦時体制下ではあらゆる市民生活が制限され、報道や出版も厳しい統制下にありました。戦後、情報に飢えていた市民の知識欲を満たそうと多くの雑誌が創刊されましたが、どれも3号ほどで休廃刊。これらは「3合でつぶれる」といわれた粗悪なカストリ焼酎になぞられ、「カストリ雑誌」と呼ばれました。1948年創刊で現在も刊行されている雑誌は、私が知る限りでは「暮しの手帖」「美術手帖」、そして本誌くらいのものです。

創刊号は10月号。そう、本誌はおかげさまで今月号より創刊70年目を迎えます。通巻872号を数え、臨時増刊や別冊号を加えるとこれまでに1000冊を超える雑誌を、日本の商人の皆さまに届けてまいりました。

その間、日本の商業はめまぐるしい変化を遂げてきたことはご承知のとおりです。多くの店が生まれ、消えていきました。まさに栄枯盛衰、一時の隆盛を誇った企業も商いの本道から外れ、顧客視点を失ったとき、その寿命は終わりを迎えます。

では、「本道」とは何でしょうか。店は客のためにある――創立者、倉本長治が終生かけて唱えた、この一文にほかなりません。
人のために役に立ち、人々に喜びや楽しみを提供し、人間の幸せを創るために一心に努力することこそ商いの不変の目的です。だからこそ「商人である前に良き人間であれ」と倉本は説き続けたのです。

「商売は今日のものではない。永遠のもの、未来のものと考えていい。それでこそ、本当の商人なのである。人は今日よりもより良き未来に生きねばいけない」
1951年に始まった商人の道場、商業界ゼミナール壇上において、倉本は声を大にして「商売は未来ものだ」と説きました。「商売をやる」とは社会正義そのものであり、正、義、愛、善と相通じるものであり、人間のいちばんあるべき姿なのだ、と。その道の真ん中を歩む商人の姿は美しく尊いのです。

また、商売はいっときのものではありません。お客を友として愛し、お客から信じられる商いを続けましょう。本誌の使命は、そうした真商人に寄り添い、水先案内をすることなのです。

【月刊「商業界」編集長 笹井清範】

読者アンケート

本書に関するご意見、読後の感想などをお寄せください。

年齢必須
性別必須
お住まいの都道府県必須
公開可否必須
ご意見・ご感想必須

商業界の月刊誌

  • 年間購読
  • バックナンバー
  • 広告掲載のご案内
  • メルマガ登録
  • バックナンバー取扱い書店
  • 臨時増刊・別冊
  • 商業用語 検索
  • 雑誌記事 検索
  • 商業界ONLINE 流通会社で働く人のオールインワン媒体

商業界の月刊誌

  • 月刊「商業界」 毎月1日発売 最新号へ
  • 月刊「販売革新」 毎月1日発売 最新号へ
  • 月刊「食品商業」 毎月15日発売 最新号へ
  • 月刊「ファッション販売」 毎月1日発売 最新号へ
SSL GMOグローバルサインのサイトシール