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商業界 2017年8月号
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2017年8月号

商業界

  • あなたの店は、誰に、何を、どう提供し、どのような価値を提供していますか? ブランディングとはそれらを研ぎ澄まし、分かりやすく伝えること。多くの店の中からあなたの店が「選ばれる理由」の源泉、小さな店のためのブランディングの技術を特集します。

A4変型/96ページ/04429-08/2017年6月30日発売

単冊購入 定価 1,200円(税込)

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目次

●巻頭特集 もうブランディングから逃げられない!
小さくても選ばれる理由
[小さな店こそブランディング]ミッションとシナリオの両輪でお客の記憶に幸せのスタンプを押そう 〈櫻田弘文〉
・パドラーズコーヒー(コーヒー専門店/東京・渋谷区)
 こだわりの空間を通して人とのつながりを大切にする 〈小高朋子〉
[会社の良さ、強みを見つけよう]熱烈ファンを増やし続けるブランド・サルベージの技術 〈松尾公輝〉
・ナプロアース(自転車リサイクル/福島・伊達市)
 5億円以上の借金から再スタート、フクシマから逃げずにV回復 〈高橋くみこ〉
[社長! 一人で悩まないで]社員を巻き込んで実践するトルネードブランディング 〈安藤竜二〉
・永楽堂(業務用パン製造卸/名古屋市)
 “理想の顧客像”を絞り込み冷凍パンの市場を開く 〈町田雅子〉
[あなたの理想のお客は誰?]理念と行動を貫くブランドアイデンティティをつくる 〈北原 友〉
・呉竹鮨(寿司店/長野・茅野市)
 一日の客数3、4人から原点回帰で10倍超に回復 〈長谷川敏子〉
[地域ブランディング戦略]地方消滅の近未来に備え観光客から選ばれる理由をつくろう 〈吉田博嗣〉

●実務特集 労働集約産業という意識を変える 意識を変えれば行動も変わる
小さな店の働き方改革
[仕事の棚卸し]自身と従業員のムリ、ムダを取り除こう 〈岡本文宏〉
[労働行政]重点監視は賃金から労働時間へ 働き方改革に挑戦で助成金も 〈久野 航〉
[作業削減]倉庫、店頭、販促 今からできる改善 〈堀田泰希〉
[女性活用]採用難の中高年ママ、若いママを生かす工夫 〈赤沼留美子〉
[時給高騰]時給アップに代わるインセンティブ制度の導入を 〈富樫正浩〉
・秀明館(学習塾/神戸市):心と体に余裕をもたらした生徒レベルの絞り込み 〈編集部〉
・ぱらママ(NPO法人/岡山市):求職中の母親、採用難の企業双方に意識改革を求める 〈渡辺米英〉

●特別企画 京都老舗の肖像
・和諧堂(眼鏡店/京都・舞鶴市):続けることではなく、お客の役に立つことこそ商いの目的 〈渡辺米英〉
[老舗データ]京都から多数輩出 高い自己資本比率 〈箕輪陽介〉

《注目連載》
・ワクワク系的商いの未来 心の時代のビジネス人間学 〈小阪裕司〉
 [第6回]店の見られ方が変わってきた
・エクスマの真理 さあ、常識から逸脱しよう 〈藤村正宏〉
 [第6回]小売店の革命「Amazon Go」
・日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉
 [第5回]むつまちゼミの会(青森・むつ市) 後藤憲和

《好評連載》
・すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉
 [第34回]基本をおさらい ブログとSNSの違いと活用術・ブログ編
・本日開店◇編集者からの手紙「たった一人の誠実」
・私の商い道 時代を超えて受け継がれる商いの誠
 浅川園 古舘邦彦(茶舗/新潟市)[最終回]
・ほっとは~と相談室 〈山田文美〉
 [第35回]「口コミで楽に集客したいのです。上手な仕掛けを教えてください」
・ニッポン勝人塾 〈佐藤勝人〉
 [第54回]商人の今までの思い込みから脱却する芽が出てきた
・坂本光司の世界に自慢したい会社
 [第70回]佐賀ダンボール商会(包装資材・有田焼商品の企画製造販売/佐賀・有田町)
・商人の本棚:『地域商業の底力を探る 商業近代化からまちづくりへ』
・今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉
 [vol.56]るのスポーツ(卓球専門店/東京・あきる野市)

《お知らせ》
・注目商品&ニュース
・新刊案内
・読者アンケート
・広告索引、編集後記、次号予告

編集長より今月の読みどころ

取材先からの途中、地下鉄駅構内で見かけた一枚の広告。
日ごろの問題意識からでしょうか、多くの広告が並ぶなか、その一枚が鮮やかに目に飛び込んできました。
ある新聞社のもので、6歳の男の子がママに贈った一編の詩が書かれていました。
タイトルは「おとく」です。

ママ  いつでも
ぼくのこと
ギューってしていいよ
ぼくはあったかいから
さむいひは
おとくだよ

大好きなママへのあふれるほどの愛情を「好き」という言葉を使わずに、いえ、使う以上に言い表している点がみごとですね。
漱石が英語教師をしていたとき、ある生徒が「アイ ラヴ ユー」を「我君を愛す」と訳したのを「月が綺麗ですね」と改めたというエピソードを思いだしました。

さて、「おとく」に戻りましょう。
お得は、または「お値打ち」といい、標準以上の価値を提供されたときの受け手の心の在りようを言います。
商人の務めは、何よりここにあります。

あなたはお得をお客さまに伝えるとき、こう言っていませんか?
「安くてお得だよ」と。

お得とは、単に品質に対する価格の安さという即物的な要件のみで成り立つものではありません。
あなた商いにある、未来につながる価値であったり、社会的貢献であったり、倫理の正しさであったり、人とひとのつながりであったりと本来、お得とは多様で奥の深いものであるはずです。

商業界草創期の指導者の一人、岡田徹は商人に向けて多くの詩を遺しましたが、次の一編もその一つです。
そこにわたしは、6歳の男の子による詩と同じ深さを見るのです。

お客は
買物を通じ
あなたの
人間としての美しさを
常にもとめる
商売は
み仏の道 尊い哉

究極のお得とは、あなたの「人間としての美しさ」。
商いとはそれを表現するなりわいである、と岡田は伝えようとしたのでしょう。
ぜひ、あなたならではの「おとく」をお客さまに伝えてください。
繁昌はその道の先で、あなたを待っています。

今月号「小さくても選ばれる理由」では、小さな店・企業こそ取り組むべきブランディングについて特集しました。
ブランディングでは繁盛の道の先に立てておく旗。
お客さまが迷わないよう立てておくものなのです。


【月刊「商業界」編集長 笹井清範】

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