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商業界 2017年5月号
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2017年5月号

商業界

  • POPとは、顧客に商品価値を伝え、あなたの思いを伝える分身であり、売場で活躍するもうひとりの販売員です。とはいうものの、その上達にはコツがいります。POPづくりを楽しみ、成果を上げるためには、正しい考えと手法に基づいたトレーニングが必要です。本特集では、各業界からPOP名人を選抜、その技術と精神を取材しました。

A4変型/04429-5/2017年4月1日発売

単冊購入 定価 1,200円(税込)

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目次

●特集

POP名人“金”の教え ――センスよりも大切な上達のコツはこれだ!

[私のPOP流儀]

・エスマート 鈴木紀夫(スーパーマーケット/新潟・五泉市)

 ぬくもりあるPOPは店とお客をつなぐツール

・あたご屋 小原 潔(お好み焼き店/広島市)

 生きたPOPは現場の体験からのみ生まれる

・飯田屋 飯田結太(料理道具専門店/東京・台東区)

 人間くさく正直なPOPで売上げ3倍増に躍進

・倭物やカヤ 高橋弘美(和小物雑貨店/宮城・名取市)

 自分で書けなくても指導ができる独自の仕組み

[POPの校長ワンポイント講座]

 POP1年生に贈る“苦手意識”克服の教え 〈山口 茂〉


●特別企画

人を大切にする経営 ――「日本でいちばん大切にしたい会社」はやっている

・ツマガリ(洋菓子製造販売/兵庫・西宮市)

 人間味をモットーにおいしさにこだわり、地域に愛される

・アポロガス(LPガス販売他/福島市)

 地元へ恩返ししたい――そう思える人財が社会の未来をつくる

[解説]

 日本でいちばん大切にしたい会社は関わる5人の幸せを目的とする 〈藤井正隆〉


●実務特集

心通わせる絆を育む 購入後の顧客づくり

[顧客管理]一個人として記録する会話メモのススメ 〈山田文美〉

[顧客名簿]関連販売とDM送付に有効な情報 〈堀田泰希〉

[ニュースレター]人柄と商品を同時紹介 “押し売り感”を払拭 〈山田文美〉

・すごはん:プライベート公開でNLは私信に変身 〈増澤美紗緒〉

[SNS]機能別に使い分け、お客に拡散させるコツ 〈竹内謙礼〉

[事例]

・いづよね(米穀店/神戸市):外れくじでも笑顔で来店する既存客 〈渡辺米英〉

・ヘア&フェイス トモ美容室(香川・丸亀市):内容の異なるNLを130余人に送付

・ヘッズ(包装資材/大阪市):失敗談を綴ったNLで取引先2万件の信頼を獲得 〈渡辺米英〉

[上顧客比率]店全体売り上げの8割を超えたら警戒 〈たかはたけいこ〉


●緊急寄稿

プレミアムフライデーの傾向と対策:早めに取り組めば先駆者利益を手にできる! 〈竹内謙礼〉


●商業界ゼミナール人気講座誌上載録

メイドインジャパンの復活

工場直結ファッションブランド「ファクトリエ」の思い 〈山田敏夫〉


●トレンド分析:POSシステムの最新動向

[展示会レポート]

 セミセルフ・タブレットレジなど広がりを見せるPOSシステムの最新トレンド 〈小林真由美〉

・寺岡精工:「レジ革命」を推進し、セミセルフレジを牽引

・ゼネラルビジネスマシン:ポイントカード事業で50年のノウハウを結集


《注目連載》

・ワクワク系的商いの未来 心の時代のビジネス人間学 〈小阪裕司〉

 [第3回]売場に在庫を置かない店が絶好調という事実

・起業の先輩モノローグ 繁盛と成功に効く体験者の知恵

 [第3回]佰食屋 中村朱美(飲食店/京都市)

・エクスマの真理 さあ、常識から逸脱しよう 〈藤村正宏〉

 [第3回]動詞の経済 〈藤村正宏〉

・日本全国まちゼミ商人名鑑 シーズン2 店を繁盛させ街を元気にする“まち商人”の実践 〈山本明文〉

 [第2回]野田まちゼミの会(千葉・野田市) 前田 稔


《好評連載》

・すごはんまっす~のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉

 [第31回]「○○したい」に変える! 脱ネガティブ思考チラシの作り方

・本日開店◇編集者からの手紙 「商売の根本に置くもの」

・私の商い道 時代を超えて受け継がれる商いの誠

 浅川園 古舘邦彦(茶舗/新潟市) [第3回]

・ニッポン勝人塾 〈佐藤勝人〉

 [第51回]終身雇用? 時代錯誤だ! 中小企業は従業員を鍛えろ!

・坂本光司の世界に自慢したい会社

 [第67回]御谷湯(銭湯/東京・墨田区)

・ほっとは~と相談室 〈山田文美〉

 [第33回]「SNSがはやっているようですが、機械は苦手です」

・商人の本棚:『都市と地方をかきまぜる 「食べる通信」の奇跡』

・今月の秀逸コトPOP 〈山口 茂〉

 [vol.53]リカーショップあまり(酒販店/神奈川・相模原市)


《お知らせ》

・注目商品&ニュース

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・読者アンケート・愛読者プレゼント

・広告索引

編集長より今月の読みどころ

『商売の根本に置くもの』


大量生産品を郊外大型店舗で廉価販売するビジネスモデルが席巻する家具業界。いえ、こうした現象は多くのカテゴリーが同じような状況です。


家具を消耗品として大量販売するチェーンが成長する一方で、一生使えるものだけを丁寧に販売し、顔の見えるお客と長く付き合う店の一つが長野市にあります。

先ごろ出張の折、その店へも足を延ばしてみました。店主は不在でしたが、相変わらず心地良い店内に癒されました。


数日後、その店からニューズレターが届いていました。偶然とはいえ、なんだかとてもうれしくなりました。

ニューズレター最新号の特集は「ありえないほど大きな木に、会いに行きました」。高くて良いものの価値をお客さまに丁寧に伝える同店の商品の特徴は「100年家具」。

一生使える家具しか造らないというポリシーを貫く店主の思いは「山と森、木と人々の暮らしを一本の糸でつなぎたい」というものです。


1.長く使えるものであること。

2.使う人の心と身体に無理のないものであること。

3.地球環境に負担のかからないものであること


この三つの方針を貫く姿勢が表現されている商品の一つに「一生使える木の学習机」という商品があります。この机には引き出しが一つしかありませんし、椅子は別売りです。

けれど、引き出しの底板まで、樹齢100年を超す広葉樹の無垢材を使用し、合板や集成材などの木質材を一切排除しています。組み立て接着はニカワ、表面塗装は亜麻仁油と蜜蝋ワックスという自然素材を使用します。


一台の机を一人の職人が誇りをもって、製材から一貫して製作しています。1台16万円強と、他社の製品に比較すると約2倍から3倍の価格ですが、同店の基幹商品となっているのです。

「所帯が小さいからできるんです。私たちは店の規模や売上げを不相応に大きくしようとは考えておらず、店と商品を磨いて磨いて底光りするくらいにしたい。そして、自分たちができることを誰かのために命がけでやりたいだけです」

こう語る店主の価値観にお客さまは共鳴するのです。


 「人間の営みの根本に愛情を置け。商売の根本にも愛の観念を置くとき、嘘のない、お客に親切な、信頼される商店が生まれる」とは小社創立者、倉本長治の一文です。この店の商いに触れたとき、私はこの一文を思い出しました。


これは製造小売りに限った話ではなく、仕入れ小売業でも同じです。愛情をもって商品を仕入れれば、真実をもって売ることができます。

愛とは他者への思いやり。それが商いの真実ではないでしょうか。


「商業界」編集長 笹井清範

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