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商業界 2017年1月号

2017年1月号

商業界

  • 中小企業の8割が商品・サービスの“価格”を競争の源泉としており、結果、多くの企業が価格競争に陥り低利益に苦しんでいるといわれます。一方、非価格経営を実現している2割の企業がその内容として「商品力」を挙げています。代表的な商品、つまり“一品”は利益をもたらし、会社の組織風土すら変える力を持っています。本特集では、そうした“一品”の見つけ方、磨き方を成功事例とともに解説します。

04429-01/2016年12月1日発売

単冊購入 定価 1,224円(税込)

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目次

●総力特集

一品で店は変われる ――非価格経営のための商品の見つけ方、磨き方

[グラビア]パークホテル東京:アーティストが装飾した客室で客単価と士気が向上

[第1部]一品で会社を変える

 今までの自分たちを超える 変わり続けるための“一品改革”5つのステップ 〈岡村衡一郎〉

・パークホテル東京(東京・港区):日本の美意識を一品にして“お客、作家、ホテル”三方よし

・松屋コーヒー本店(コーヒー卸売・喫茶店/名古屋市):独自のドリップ方式により喫茶大国“名古屋”で存在感

[第2部]叩き上げブランディング

 やれないのではなく、やらないだけ! 消費者との約束の証“ブランド”で一品を鍛える 〈安藤竜二〉

・菜花むら(日本料理/愛知・豊田市):こだわりのだしで勝負し、懐石の世界を創作料理で実現

・復元屋(外装壁・特殊タイル製造業/愛知・常滑市):高度な技術を武器に“復元”という新市場を開拓

[第3部]一店逸品運動

 目利きの力を鍛える 一品を「逸品」にする一店逸品運動の本当の価値 〈太田巳津彦〉

・ゆかいなさかな(玩具店/千葉・木更津市):廃版復刻や新規開発によりゲームを文化として広める

・中林鶏肉専門店(広島・府中市):商品仲間と切磋琢磨する“逸品”づくりが繁盛の源



●緊急実務

超繁忙月 朝の確認事項 ――売り逃しを避けるために必須!

[店頭ボード]客離れもある5つのNG 〈中村 心〉

[チームワーク]売上げにつながる5つの確認事項 〈岡本文宏〉

[飲食店]ひと、モノ、カネ 週別のやるべきこと 〈富樫正浩〉

[商品と売場]販促、見せ方、在庫は連動しているか 〈堀田泰希〉

[店のしつらえ]信頼と専門性を質す7つの確認 〈山田文美〉



●集客特集

お客が必ず集まる イベント&体験の店づくり ――人を集め、お客をつくる

・沢田本店(和洋菓子店):店の2階から地域一帯へ 広がる客層と他店とのつながり

・ヘアーサロン髪切屋(理容店):理容店にとらわれない企画でコラボ店と理容業界の利益も追求

・タイタンウォール クライミングジム(ジム):映画館改装の希少性高いジムで商店街活性化に貢献

・さいさいきて屋(農産物直売所):料理教室と農作業で食に関心の高いファンをつくる

[失敗しないイベントの鉄則]目的を3つに分類、目的に応じた集客手段を 〈竹内謙礼〉



●注目新店クローズアップ

2door 北のチョコレート工場&店舗(岩手・二戸市):“2つのドア”の向こうに広がる可能性



●特別寄稿

2017年“お客の気分”と販促のツボ:改革のスピードを上げ大胆に挑戦するとき 〈竹内謙礼〉



●最新データ分析

成長するFC、衰退するFC:「JFAフランチャイズチェーン統計」に基づく分野別予測 〈伊藤 恭〉



《好評連載》

・今月の秀逸コトPOP:塩屋麻布十番店 〈山口 茂〉

・すごはんまっす〜のたのしごと販促講座 〈増澤美沙緒〉

・本日開店◇編集者からの手紙

・ニッポン勝人塾:商人がまず感動しなくてお客を感動させられるかっ!

・日本全国まちゼミ商人名鑑:宮川法親 紋別まちおこし塾

・ほっとは〜と相談室:「お客さまを感動させたいのです!」

・坂本光司の世界に自慢したい会社:鼎泰豐

・島村信仁の繁盛しぐさ:[最終回]“思い合い”のある店

・商人の本棚:『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』



《お知らせ》

・今月の注目商品&ニュース

・第8回「商業界チラシ・DM大賞」作品募集

・第4回全国まちゼミサミットのご案内

・新刊・セミナー・年間購読

・第85回商業界ゼミナールのご案内

・読者アンケート・愛読者プレゼント

・広告索引

編集長より今月の読みどころ

日本で流通する衣料品の国産比率をご存じでしょうか。およそ3%。つまり、ほとんどが海外、それも人件費コストの低い国で生産されています。生産国は中国からベトナム、ミャンマー、バングラデシュへと広がっており、経済合理性に基づいた世界での「適地生産」を行っています。
労働集約型産業の典型である縫製業が、少しでも安価な労働力を求めて生産地を移動するのは日本企業だけの行動ではありません。
問題は、現地労働者の方々の劣悪な労働環境にあります。
2013年4月24日午前8時45分、バングラデシュの首都ダッカ郊外の商業ビル「ラナ・プラザ」での悲劇が起こりました。縫製工場が入居する8階建てビルが崩壊、工場作業員ら1127人が死亡、負傷者も2500人以上を数える惨事です。
衣服産業史上最悪の悲劇ですが、それをもたらしたのは地震でもテロでもありません。「安さ」を追求する“消費者”という抽象化された存在です。そこには、私もあなたも含まれているかもしれません。
それでも、業界は繁栄を続けました。「死者が増えると企業の収益も増えた。ラナ・プラザでの惨劇の翌年、衣服産業の利益は3兆ドルという最高額を記録した」と、映画「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」の監督、アンドリュー・モーガンは指摘します。
しかし小誌の主張は異なります。

正しきに
よりて滅ぶる
店あれば
滅びてもよし
断じて滅びず

これは、商業界草創期の指導者、新保民八の遺した言葉。
つまり、逆もまた真なりで、正しさに欠ける商いは必ず滅びるのです。
小誌連載「世界に自慢したい会社」の筆者であり、人を大切にする経営を提唱する坂本光司・法政大学大学院教授の近著『さらば価格競争』によると、日本の中小企業のなんと8割が自社の競争力の源泉として価格、つまり“安さ”を挙げています(中小企業1000社へのアンケート調査より)。
一方、価格以外を競争力の源泉と回答した2割の企業では、約5割が「商品力」を挙げています。つまり、高い商品力を持つのはアンケート回答企業の1割に満たないのです。
誰かを犠牲にし、自らも傷つく“安さ”ではなく、作り手、使い手、そして伝え手が幸せになる商品づくりが急務です。特集「一品で店は変われる」は、そうした問題意識から編みました。読者の皆さまと従業員、取引先、そして顧客と地域社会が心豊かになる商品づくりに取り組んでみませんか。

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