「商人のための総合誌」として、現在もご愛読いただいている雑誌「商業界」。その創刊号が世に誕生したのは1948年(昭和23年)、戦後の混乱の中でのことでした。当時の商業界主幹、倉本長治は、旧態依然としていた日本の商業の中にあって、海外の新しい経営技法の導入を呼びかけ、損得より善悪を追及する「商売の正しさ」つまり「商道」を提唱し、当時の日本の商人に熱烈な支持を受けました。
雑誌「商業界」とともに、商人たちの精神的な柱となったのが、毎年2月に行われるセミナー「商業界ゼミナール」です。倉本長治はじめ当時日本の商業をリードした指導者たちが、直接商人に商売の倫理と技術を教えるための勉強会として誕生したこのゼミナールは、現在に至るまで続き、つねに最新の「技術」と、商売の普遍の「倫理」を学ぶ機会であり続けています。
半世紀以上に及ぶ「商業界ゼミナール」の歴史の中では、時代を超えて商人の心を打つ多くの講演が生まれてきました。それらの中から、特に重要な講演・史料を選び、保存・販売しているのがこのサイトにまとめている「アーカイブ」です。 |