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編集長が語る今月号の読みどころ

 

月刊「商業界」17年03月号
義も利もひとつ

 
世の中の人々に公平であり、親切であり、「愛」をもって接しているか。
自分のやっていることが仕入れも販売も「真実」に徹しているか。
お客さまにも、従業員にも、取引先にも、地域社会にも、そして自分にも「利益」をもたらしているか。
愛、真実、そして利益――この言葉は、商業界創立者、倉本長治が提唱した商いの本質です。これら3つは不可分のもの、つまり“三位一体”のものだと説いています。
ですから、これら3つを同時に実現してこそ、初めて輝かしい商売が成り立ち、美しい商人が誕生するのです。
“三位一体”と表現されているように、これらは分かちがたい関係にあります。その理由の核心として、商売の目的は“金儲け”ではないと倉本は断じました。
しかし、利益や儲けがなければお客さまに有利な商いはできません。店とは「人間の勤労の報酬が、その生活の喜びへと昇華する神聖な場所」なのですから。
このような店を維持し、生活者を幸福にするように商売を維持・改善、そして継続していくためにこそ利益は必要なのです。
 それゆえ倉本はこうも言いました。
「儲けない商売に誇りを持っても、儲からぬ商売を恥じよ」
だから、みなさん精いっぱい力の限り儲けてください。すると、単純な真理に気づくはずです。たくさん儲けるには、まずはお客さまがたくさん儲けていただくことが最善の道であることを。儲けるとは、喜びであり、満足のことです。
すると、こんな言葉が思い浮かびます。
先義後利――中国の儒学の祖の一人、荀子の栄辱編の中にある「義を先にして利を後にする者は栄える」が原典とする言葉です。企業の利益は、お客さま・社会への義を貫き、信頼を得ることでもたらされるとの意味で、言い換えると「顧客第一主義」「社会貢献」となります。
しかし、倉本の考えはそれとは異なるものでした。愛、真実、そして利益が“三位一体”であるように、義と利も一体の存在であるべきだというのです。
義を先にすれば後から利がついてくるのではなく、義とは利であり、利とは義であるということでしょう。義と利は異なるものではありません。義と利を異なるものと捉えるから、真実から離れていくのです。
人間の営みの根本に愛情を置きましょう。商売の根本にも愛の観念を置くとき、嘘のない、お客に親切な、信頼される商店が生まれるのです。
特集「全国三ッ星繁盛店」でお伝えしたいのは、おおむねそんなことです。

 
【2017-02-01 月刊「商業界」 編集長 笹井清範】
 
 
 

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