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編集長が語る今月号の読みどころ

 

月刊「商業界」17年02月号
無人コンビのある風景

 
米国インターネット通販大手のアマゾンが、
レジ決済を必要としない約50坪の食料品店
「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」を2017年に開始すると発表、
すでに本拠地シアトルで社員を対象に実証実験を行っています。

専用アプリで入店用バーコードを表示し、
ゲートでそのバーコードをかざして入店。
商品を手に取ると自動的に購入とされ(商品棚に戻すと取り消され)、
退店と同時に決済が完了し、
スマホで買った商品のリストを確認できる仕組みです。
これによりレジに並ぶ必要はなくなり、
店員による清算業務も不要になります。

日本でも経済産業省が「無人コンビニ」の実現に向け、
ICチップとアンテナを内蔵した「電子タグ」の導入実験を始めるとのこと。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの実用化を目指し、
ローソンと実験を始めるといいます。
こうした動きは、同じくセルフ販売方式をとる
スーパーマーケットにも広がっていくことは必至です。

機械やAI(人工知能)により人間の仕事が奪われる――
こんな見出しがニュースになったのは2013年、
米国オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授の研究が発端でした。
彼はリポートに、そうした可能性のある職業・仕事のランキングを挙げ、
今後10〜20年で47%の仕事が機械に取って代わられると結んでいます。
その上位には「小売店販売員」が「商店レジ打ち係や切符販売員」がありました。
アマゾンの無人コンビニはまさにそんな近未来を私たちに突き付けています。

もちろん、消費者の視点に立てば
レジ待ちや清算に取られる時間は生産的ではありません。
商業者とっても、今後ますます困難になるだろう
労働力確保という視点に立てば魅力的な解決策です。

では、これからの商業には何が求められるのでしょうか。
このとき押さえたいのが、消費者の気持ちです。
現在、そしておそらく将来にわたって、
一人の消費者の内面には両極端のベクトルが働いています。

一つは、価格や利便性を絶対条件とする「生活必需」ベクトルです。
ここでは、買物は苦痛であり、なるべく時間をかけたくない行為です。
当然、店主の顔を知るはずもないし、他に良い(つまり安くて便利な)店が
あれば乗り換えることにも積極的です。

また消費者は同時に、価格や利便性以外の価値を重視する
「人生充足」ベクトルを持っていることも忘れてはなりません。
価格・利便性以外の価値とは、安全・安心であり、高い専門知識であり、
お客さまを大切な友人として遇する思いやりであり、コミュニケーションです。

あなたは、その価値をお客さまにきちんと伝えていますか? 
伝わっていなければ、それは存在しないことと同じ。
だからこそ、商品は主張すべきなのです。

商業界2月号では「商人は主張する」と題して、
価格競争から抜け出す“価値”の伝え方を特集しました。
 
【2016-12-29 月刊「商業界」 編集長 笹井清範】
 
 
 

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