第2回中国視察コネクトツアー
視察報告記



このツアーは、視察だけを目的としたものではありません。それは、参加対象者が中国進出を考えている小売・飲食・サービス業の経営者だからです。 今回も第1回と同様、初日はスピーカー4名によるセッション。2日目は午前中にスピーカー2名を招いてセッションの後、上海市内の視察を行いました。3日目は午前中に上海市内を視察後、成都に移動。
成都に移動した4日目は、成都伊藤洋華堂2店舗を視察後にセッション。成都中心街の伊勢丹、地元資本の王府井など百貨店を中心に視察と、盛り沢山でツアーは無事終了しました。では、セッションに登壇していただいたスピーカーを簡単にご紹介します。

<セッション編>

(1)日中経済貿易センター・上海所長 池田稔氏

1954年から経済民間団体として日本企業の中国進出をサポートし続けている日中経済貿易センター。中国の主要都市5カ所に事務所を開設しており、上海所長の池田氏は第1回に続いて登壇いただきました。

(2)艾服思(上海)商貿有限公司 現地担当者

上海中心にアパレルを中心としたビジネスを行っている伊藤忠商事のグループ会社から、現地の有力デベロッパーと太いパイプを築いている担当者から、中国ビジネスの実態を第1回に続いてお話し戴きました。

(3)上海麦海食品有限公司 蘇悦総経理

日本に留学し、日本企業で働くなかで目にしたシュークリーム販売の「ビアードパパ」。そこから、中国人青年実業家のサクセスストーリーが始まりました。ご夫婦で日本が大好きという蘇氏の真摯な話しぶりは本当に好感が持てます。

(4)和餐餐飲管理(上海)有限公司 藤岡久士董事長

日本風にアレンジしたイタリア料理を中国で展開して店舗拡大中の藤岡氏。既存の商品との違いの打ち出し方が聞き所でした。

(5)雅瑪多(中国)運輸有限公司 高鶴政彰営業部総監

日本に定着している「宅急便」を中国・上海に浸透させ始めているヤマト運輸。日本と中国の文化と風俗の違いに直面しながら軌道に乗り始めたビジネスの実態をお話し戴きました。

(6)上海オリーブデオリーブ貿易有限公司 渡邉兼久董事・総経理

アパレルからは、オリーブデオリーブの渡邉氏が登壇。中国市場に自社ブランドを浸透させるまでの実体験を聞くことができました。

(7)成都伊藤洋華堂有限公司 三枝富博董事長・総経理

成都に5店舗を展開し、成都市民で伊藤洋華堂を知らない人はいないと言われるほど定着している現状を見て、聞くことができました。日本の企業文化を中国への移植に成功した好例です。
詳細なインタビューはこちらから→ 【三枝富博董事長・総経理インタビュー】




<視察編・上海>

(1)南京西路

  
上海中心部の東西を横断する延安高速道路の北側に位置する南京西路は、様々な商業施設が立ち並ぶ上海最大の高級ファッションストリート。梅龍鎮伊勢丹や久光(そごう百貨店と提携)、高級ブランドショップを多く抱えるショッピングモール恒隆広場(PLAZA66や上海商城(ポートマンリッツカールトン内の商業施設)などがあります。

(2)浦東地区

金融センターとして開発が進んだに隣接している上海最大の売場面積を誇る正大広場。現在では、売上げNo.1 百貨店である八百伴(ヤオハン)や香港資本によるIFC モールといった個性的な百貨店やショッピングモールが富裕層をターゲットに展開しています。




(3)新天地

  
地下鉄10 号線「新天地」駅に直結しているショッピングビル「新天地時尚」。興業路をはさんで北側の北里エリアは、石庫門独特の建築が多く残っていて、古き良き上海の影を残しています。

(4)徐家匯

  
上海でも有数の繁華街です。多くの百貨店やショッピングモールの他、パソコンや携帯電話の専門店が多く出店しており、学生やOLを中心に人気が高いエリアと言えます。地下鉄やバスなどの交通の便が良く、主な商業施設として、130,000uの港匯(ガンホイ)廣場や台湾そごう系でキャリア系に人気が高い太平洋百貨店、日本の駅ナカを彷彿させる美羅城(メトロシティ)といった様々な百貨店やショッピングモールが乱立しています。

(5)中山公園

地下鉄「中山公園」駅に隣接するショッピングセンター「龍之夢購物中心」には、フランスのスーパーセンター「カルフール」、家電量販店「永楽電器」、生煎の人気店「小楊生煎」、シネマコンプレックス、ファストファッションの「H&M」などが出店しています。エリアのランドマーク的5つ星ホテル「ルネッサンス上海中山パークホテル」の東側には、ショッピングアーケード「メイグイファン」があり、地元女子に人気のブティックやカフェが並んでいます。


<視察編・成都>

  
人口1000万人を超える成都は、四川省の中心として目覚ましい発展を遂げています。中国国内でも消費支出の高い都市と言われ、中心部春熙路にはイトーヨーカードー、伊勢丹の日系企業、王府井、太平洋、仁和春天、新世界、陽光などの中国資本、マレーシア系の百盛など多くの百貨店が軒を連ねるショッピングゾーンを形成しています。出店しているブランドにより百貨店が格付けされ、王府井がブランド力で群を抜いています。